わざとらしさに市民も震えた「市川市パワハラ茶番劇」

テスラ公用車問題やスケスケシャワー問題を糾弾し、村越祐民 前市川市長の不信任案を提出したことのある、市川市議会の越川雅史 市議。

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そんな越川市議を、2021年8月24日の記者会見で「職員へのパワハラがあった」として、村越前市長が実名を挙げました。
これがパワハラ茶番劇の始まり。

 市川市村越祐民市長が、同市議会の男性市議が市職員にパワーハラスメントを繰り返していると実名で公表し、波紋を呼んでいる。この男性市議は米テスラ社製の高級電気自動車の市長公用車導入や、市長室のトイレに設置したシャワー室の存在を明らかにするなど村越市長の市政運営を追及してきており、「なんらかの意図を感じる」との声も上がっている。

8月30日に、市川市議会の金子正議長(当時、故人)に対し、市議会による調査と「厳正な対処」を求める申し入れ書を村越前市長が提出。

9月2日には、市議会の会派代表者会議で、公表に至った経緯などを村越前市長が説明し、百条委設置を求めました。

9月8日の市議会で、大津政雄 前副市長(2022年7月に退職)が、越川市議のパワハラについて発言を行いました。
実は大津前副市長、2020年3月で定年退職だったが、なぜか4月に副市長になりました。この人事議案に、越川市議が所属する無所属の会日本共産党が反対。
そんな関係性のある越川市議に対して、大津前副市長が「パワハラされた」と、今回の議会で発言したのですが……

「総務部長の頃に、自分が挨拶したのに反応がなかった」
「打ち合わせが中止になる」
「恫喝めいた口調で詰問された」

……って、何年前の話でしょうか?

ちなみに、平成31年の職員アンケートでは、パワハラの報告が0。
なぜそのときに、大津前副市長は報告しなかったのでしょうか?

あまりにも不自然です。
また、大津前副市長の総務部長時代の思い出話を、今になって議会でされても、記憶違いだったり、「副市長になるのを反対しやがって」という一方的な感情によるものだったりする可能性も高いわけです。

市川市議会9月定例会では、パワハラ茶番劇に関係する2つの議員発議がありました。
一つ(発議第27号)が「今回の問題を議会では取り扱わない」、もう一つが(発議第28号)「議会で徹底追及してやる」というもの。

○発議第27号

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○発議第28号

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発議第27号は多数可決し、発議第28号は否決。
発議第27号と発議第28号は相反する内容なのですが、そのどちらも提出者に自民党系の議員の名前が入っているのです。

発議第27号提出者 会派:創生市川(自民党系)

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発議28号提出者 会派:公明党緑風会第1(自民党系)、緑風会第2(自民党系)

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さまざまなメディアでも物議を醸したパワハラ茶番劇。市川市議会で「今回の問題を議会では取り扱わない」と決定したことが、かなり悔しかったのでしょう。村越前市長は以下のツイートを行っています。

しかし。
市川市長選挙2022で「現職が供託金没収」という愉快な出来事があり、新しい市長の元、調査が行われたところ、越川市議を狙い撃ちにした不透明な手続きが市役所内で行われたと判明。

www.asahi.com

 

こうして、パワハラ茶番劇は幕を閉じたのでした。