来春の市川市議会議員選挙に向けて、「チーム」をどうやって育てていくのかが鍵

市議会議員補欠選挙 開票結果

田中 甲 65,567票
守屋 貴子 46,253票
村越 祐民 15,159票
片岡 恭子 14,395票
吉野 一郎 6,637票
市川 まみ 4,867票

市議会議員補欠選挙 開票結果

さとう ゆきの 40,067票
石崎 ひでゆき 34,611票
加藤 圭一 22,854票
泉 せいじ 19,781票
押切 ひろお 11,063票
吉住 たけのり 4,176票


市川市長選挙・市議会議員補欠選挙2022で最も驚いたのが、押切裕雄候補の11,063票。
実質的な選挙活動ゼロで1万票以上を獲得しているのです。ですから、村越祐民候補と押切裕雄候補の2名の組織票として、約11000票が今回は動いたと推測できます。

 

そして、市長選と市議選を単純に比較はできませんが、市長選に出馬した吉野一郎候補は6,637票。つまり、押切裕雄候補の組織票よりも得票数が少なかったわけです。

吉野一郎候補はポスター制作も街頭演説も、まじめに、しっかりと行っていました。さらには、TwitterYouTubeなど、ネットも積極的に利用していたのです(これは本人ではなく家族が)。

 

つまり、個人・家族単位でSNSを駆使した候補者よりも、組織票を持っていたに違いない候補者のほうが得票数が多かったという結果になっています。

 

これはSNSの使い方の問題もあります。
SNSを自己アピールではなく、選挙に協力・応援してくれる「仲間」を増やすツールとして、一定の期間、活用する必要があったと考えられます。

仲間 - GAHAG | 著作権フリー写真・イラスト素材集

この点では、田中甲 市長は、戦略的に素晴らしかったのではないでしょうか。選挙のおよそ2年前に、市川市役所で立候補を表明。

それから時間をかけて、Facebookでは手料理写真で親しみやすさをアピールし続け、時にはサッカーをやっている様子をアップして若さもアピール。
こうして「応援したい」という人をジワジワと増やすと同時に、別のメディアで市政の問題点をズバズバと指摘していきました。

「チーム 田中甲」の力。


一方、村越祐民候補については、チラシから「年長の実力者頼み」という印象を見受けられました。


一つ考えられるのは、世代交代のうねりが来ていること。
鈴木市議の投稿で、村越市長の選挙対策委員会メンバーとして名前が挙がっていた、市川商工会議所の片岡直公 会頭。85歳
千葉光行 元市川市長。79歳
佐藤義一 元市川市議。87歳?(2015年の選挙では80歳)

村越市長の得票数の少なさは、こうした年長者の影響力が衰えてきていると考えられます。

 

同じく、村越市長の選挙対策委員会メンバーの松井努市議は、4年前は自民党市川市支部支部長だったため、いわゆる実力者だったといえるでしょう。

https://www.sankei.com/article/20180302-5A3M6QJYX5IB5N3GICQJMDFQFI/


しかし、その影響力についても、やはり村越市長の得票数の少なさから、衰えてきていると考えられます。

今、新しい勢力が台頭してくるようなタイミングが、ちょうど訪れているのかもしれません。

 

個人・家族単位で動いていても、やはり古い勢力の組織票のほうが有効。

ただし、組織票を固めていると報道され、現職市長でもあった村越祐民候補が「供託金没収」と惨敗。ですから、組織票は決して固くはない。

ですから、「チーム」で仲間を増やすという形で、組織票を切り崩していく戦略が現実的だと考えられます。

 

市川市人口ピラミッドを見れば、50代と20代後半に山があることがわかります。日常的にネットを利用している世代です。ですから、SNSは使い方次第で有効に働くと考えられます。

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https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/gen01/file/0000392999.pdf